ショパン国際ピアノコンクール
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ショパンコンクールの特徴
1. ショパンの祖国ポーランドの国立ワルシャワフィルハーモニーホールで5年に1度、秋深い10月に開催される。
2. 世界で最も古い歴史と伝統と規模を誇るピアノコンクールである。
3. コンクールの課題曲は全てショパンの曲である。
4. 世界のピアノコンクールで最もレベルが高く優勝するのが最も難しい。
5. 日本人優勝者は過去に1人もいない。

ショパンコンクール(正式名称:ショパン国際ピアノコンクール)は、ショパンの祖国ポーランドの首都ワルシャワにある、 ワルシャワ国立フィルハーモニーホールで、5年に1度、ショパンの命日(10月17日)前後に約20日間に渡って開かれる、 最大規模、最高レベルの世界的ピアノコンクールで、まさしく「ピアニストの登竜門」です。

過去の優勝ピアニストも、ポリーニ、アルゲリッチ、ツィマーマン、ブーニン、ブレハッチなど、 第一線で活躍している超一流ピアニストばかりで、ショパンコンクールがいかに多くの優れたピアニストを輩出しているかを示しています。 日本人で過去にショパンコンクールで優勝したことのあるピアニストは1人もいないのが残念ですが、 最高は2位の内田光子さん(1970年)、次いで第3位の横山幸雄さん(1990年)、 第4位には中村紘子さん(1965年)、小山実稚恵さん(1985年)、関本昌平さん、山本貴志さん(2005年)、 第5位には海老彰子さん(1980年)、高橋多佳子さん(1990年)、宮谷理香さん(1995年)、 第6位には佐藤美香さん(2000年)と、日本人も健闘しています。

ここでは、まずショパン国際ピアノコンクールの概要と特徴について項を改めて説明し、 各会毎に入賞したピアニストを掲載し、その会での特記すべき話題について取り上げます。

ショパンコンクールとは?
ここでは、ショパンコンクールの特徴について分かりやすく説明しています。

2015年第17回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクール・レビュー
2015年10月に行われた第17回ショパンコンクールについて、リアルタイムで最新情報を掲載していたページです。
コンクールの関連商品についても紹介しています。

また今回の2021年第18回ショパンコンクールについて、各予選・本選における各コンテスタントの演奏に対する個人的感想について、 レビューを公開していました。その内容は以下のリンクからご覧下さい。

第18回ショパン国際ピアノコンクール・予備予選レビュー
第18回ショパン国際ピアノコンクール・第1次予選レビュー
第18回ショパン国際ピアノコンクール・第2次予選レビュー
第18回ショパン国際ピアノコンクール・第3次予選レビュー
第18回ショパン国際ピアノコンクール・本選レビュー

以下に、1927年第1回ショパンコンクールから、2021年第18回ショパンコンクールの各回の入賞ピアニスト名を紹介します。
1990年第12回ショパンコンクール2005年第15回ショパンコンクールでは、 コンクールの模様を個人的な感想を含めて詳しく説明しました。

コンクール 第1位第2位
第1回(1927年) レフ・オボーリンスタニスワフ・スピナルスキ
第2回(1932年) アレキサンドル・ウニンスキーイムレ・ウンガル
第3回(1937年) ヤコブ・ザークローザ・タマルキナ
第4回(1949年) ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ
ベラ・ダヴィドヴィッチ
ヘッセ=ブコフスカ
第5回(1955年) アダム・ハラシェヴィッチヴラディーミル・アシュケナージ
第6回(1960年) マウリツィオ・ポリーニイリーナ・ザリツカヤ
第7回(1965年) マルタ・アルゲリッチアルトゥーロ・モレイラ=リマ
第8回(1970年) ギャリック・オールソン内田光子
第9回(1975年) クリスティアン・ツィマーマンディーナ・ヨッフェ
第10回(1980年)ダン・タイ・ソンタチアナ・シェバノワ
第11回(1985年)スタニスラフ・ブーニンマルク・ラフォレ
第12回(1990年)該当者なしケヴィン・ケナー
第13回(1995年)該当者なしフィリップ・ジュジアノ
アレクセイ・スルタノフ
第14回(2000年)ユンディ・リイングリット・フリッター
第15回(2005年)ラファウ・ブレハッチ該当者なし
第16回(2010年)ユリアンナ・アヴデーエワインゴルフ・ヴンダー
ルーカス・ゲニューシャス
第17回(2015年)チョ・ソンジンシャルル・リシャール・アムラン
第18回(2021年)ブルース(シャオユー)・リウアレクサンダー・ガジェヴ
反田恭平

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